村井秀夫



村井秀夫(むらいひでお 1958年12月5日生)
 [オウム真理教幹部]


 大阪府生まれ。子供の頃はただ望遠鏡で星を観察するのが趣味という親から見て全く手の掛からない少年であった。1977年大阪大学理学部物理学科入学、同大学院修士課程を卒業後、神戸製鋼に入社したが、1987年オウム真理教に入信し正大師になる。

 オウム真理教教祖の麻原彰晃の側近の一人であった。坂本弁護士一家殺害事件・松本サリン事件・地下鉄サリン事件など、教団が起こした事件では中心人物だった。

 1995年4月23日午後8時35分、教団東京総本部前において、指定暴力団・山口組系羽根組組員の右翼団体構成員、徐裕行によって刃物で左腕と右脇腹を続けざまに刺された。この様子はTVニュースで繰り返し放映され、日本中に衝撃を与えた。

 刺された後、直ちに村井は東京都立広尾病院に救急車で搬送されたが、右脇腹に受けた深さ13cmの刺し傷が致命傷となり、出血性ショックによる急性循環不全の為、翌4月24日午前2時33分に死亡した。実行犯は昼頃より事件現場に待ち伏せており、計画的犯行であることが伺えた。事件後直ちに逮捕された。

 また、被害者の村井が毒劇物の生産や一連のオウム真理教事件を中核を担う立場だったとみられることから、オウム真理教内部による口封じではないかという見方が非常に強かったものの、刑事事件としてはオウム真理教の関与はないと認定されている。

 1995年4月24日死去(享年36)





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